網膜中心静脈閉塞症の症例
当院の施術は望診から始まります。望診では、全身の気の循環、脊椎湾曲、蝶形骨、頸椎1番、腰椎5番の転位、脳脊髄液の循環など、全身をおおまかに観察します。望診で気になった右脊椎の弛緩とそれによる右側の強い肩こりを指摘すると、指摘通り右肩だけがやたらとこるとのこと。それらも関連症状とみなし、原因を深く追求していきます。
両側頭骨右回転、両頬骨左回転、鼻骨前左方、右中鼻甲介前上右方、右涙骨後下方、各部位よりMF(+)。以前の自転車転倒による顔面打撲の影響により網膜中心静脈が閉塞し、それが眼動脈を圧迫し、その結果、内頸動脈にまで影響を及ぼしたものと推察されます。それが右肩周辺の強い凝りの原因となっていたのでしょう。当院の最初の受療から1ケ月後に再度眼科医の診察を受診したところ、静脈閉塞も網膜内の出血痕も消失していたとのことでした。視野にも若干ながら改善の兆しが見受けられ、回復過程は上々。引き続き施術を継続して参ります。
医師によると、症状の原因は網膜静脈の閉塞によるものとのこと。しかしそれは結果(症状)であって、網膜静脈が閉塞する理由(原因)に対する説明がつきません。当初、バイアスピリンが処方されたそうですが、原因を追求せず、やみくもに抗凝固薬を服用しても何の解決にもなりません。川下の汚染の原因は必ず川上にあるのです。当院の施術法である律動法には、症状を遡って原因とメジャーを徹底的に追求する知恵と術があります。ちなみに、彼女は副作用を恐れてバイアスピリンを1度も服用していなかったそうです。(※)
※当院では、薬剤の必要性や効能効果について疑問視をしてはおりますが、必ずしも薬剤を否定するものではありません。また、当院では薬剤の服用や使用に対して制限をしたり、断薬の指示、強要は一切致しておりません。断薬や減薬については必ず医師の指示を仰ぐようお伝え致しております。
茨城県神栖市にある栄光堂整術院では、腰痛、肩こりからぎっくり腰、難治症状、原因不明の症状まで、手技療法の最高峰・律動法にて幅広い症状に対応致しております。腰痛、肩こり、頭痛などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。鹿嶋市、潮来市、鉾田市、行方市、水戸市、つくば市、銚子市、旭市、香取市、成田市、その他、遠方の地域からも来院されております。