ごあいさつ
真の手技療法を志して以来、様々な療法を貪欲に学んでまいりました。現在に於いても学びの途上にありますが、その中で「自ら体を知ること」こそが回復の必須条件であるということを、手技療法の最高峰である律動法(生体律動調整法)創始者・周気堂治療室院長の茂木昭先生より学びました。生体には非常に緻密且つ高度な恒常性機能が備わっております。日々の生活に於いて大小様々な形で変化する体調は、すべて体が必要と判断して引き起こす生体機能現象であり、すべての症状に意味があります。
「自ら体を知ること」とは、自身の体に備わっている回復力を信頼(尊重)することから始まります。それと同時に、回復力を発揮させるには「自ら体を知ろうとする努力」も必要です。また、その為には、決して回復を妨げないということが肝要です。
当院では「自らの体を知ること=治癒」という回復の大原則を信条とし、縁あって来院された皆様の苦しみを我が苦しみとしながら、寸分も妥協のない厳しい精細な検査と高度な施術で、たとえどのような難治症状であっても確実な結果を追求してまいります。受療者の皆さまに於かれましては、思い込みや常識、習慣に囚われず、真剣且つ真摯な姿勢で自らの体と向き合っていただくことを強く望みます。
当院の施術を通して、様々な難治症状に悩む多くの人々が自らの体を知り、その上で回復力を存分に発揮され、明るく前向きに生活を送れるよう全力で施術に取り組んでまいります。
施術者紹介
有 岡 悟 岩手県大船渡市出身一般社団法人 律動法協会 律動法研究会会員
一般社団法人 律動法協会 律動法研究会認定施術者
法務大臣委嘱 法務省 水戸保護観察所 保護司
平成17年、現在の地にて開業。かつては実業団柔道の名門である綜合警備保障へ勤務する傍ら、自らの修行の場を創設すべく、波崎創柔会を設立。現在、講道館柔道五段。全国柔道高段者大会11年連続出場。令和4年4月、講道館より永年出場表彰を受賞。
柔道や格闘技の影響により様々な不調を抱え、多くの病院や治療院などを渡り歩くうち、整体療法(正体法)に出逢い、骨格矯正の妙技に魅せられて手技療法の世界へ。大相撲力士、プロレスラーなどプロスポーツ選手や五輪代表選手らの施術を多く手掛ける。ところが、施術経験を重ねれば重ねる程、一般的な整体療法に於ける難治症状への施術効果の限界と疑問を強く痛感するに至り、やがて「効果薄弱な施術など無意味であり罪である」と廃業を思い立った矢先、生体律動調整法(律動法)の創設者である茂木昭先生に出逢う。以来、律動法研究会にて薫陶を受け、多くの難治症状を改善。現在に至る。
現役時代は幾多の大怪我に見舞われるも、独自の体作りとセルフコンディショニングを実践した結果、40代半ばまで現役を貫くことが出来たことは、当院の理念と律動法の最大の証明であり、また、誰よりも怪我で苦しんできた分、誰よりも人の苦痛を理解できる手技療法家であると自負するところであります。自身の経験を活かし、より多くの皆様のお役に立ちたいと願っております。どうぞよろしくお願い致します。
全国柔道高段者大会の一コマ。全国から出場する強豪選手との真剣勝負に挑む。