春の体調不良について
一般的に花粉症と称されるいわゆるアレルギー性鼻炎のみならず、春は一年で最も体調不良者が続出する季節でもあります。特にこの冬は例年以上に寒かった為、寒暖差に順応できないという声を連日耳にします。筋肉反射テストによる検査を日々行う中で、最も多く反応するものは「PM2.5」「花粉(特にサクラ)」「黄砂」「大便連鎖球菌」です。これらの物質が生体に及ぼす影響は計り知れません。先日、首の痛みで腕が上がらなくなり来院された40代の女性は、呼吸器からPM2.5の強い反応があり、呼吸器を調整すると首の痛みが軽減され、腕が上がるようになるということがありました。一般的な感覚ではにわかに信じ難いことかも知れませんが、当院では日常的によくあることです。また、花粉症と称されるアレルギー性鼻炎を抑制する目的で抗アレルギー薬を服用されている方に体調不良者が多いようです。副鼻腔や粘膜を洗浄、保護する目的で、体が必要と判断して分泌している鼻水や涙を薬で強制的に抑制することが体の為になるかどうか甚だ疑問です。当院では、薬に頼ることなく、生体本来の体力、回復力を向上させることが望ましいと考えます。体調不良でお困りの方は一度ご相談ください。
2018年04月04日 05:49