母の日にあたり
明日は母の日です。一家の大黒柱が父ならば、母は大黒柱を支える礎でありましょう。当院を受療する重症者には、幼児から高校生までのお子さんも多数おります。日常生活が困難なほどの猛烈なアトピー性皮膚炎、重度の脳脊髄液減少症等、信じられないような凄まじい症状に苦しむお子さんを連れて必死に当院へ通うお母さん。我が子の苦しむ姿は、我が事以上に苦しいことです。しかし、どのお母さんも一切取り乱すことなく、我が子に備わる回復力を信じ、祈るように施術を見守っておられます。その姿は眩いほどに神々しく、母の強さ、頼もしさには唯々感銘するばかりです。
お子さんを受療させる保護者の皆さん、どうか焦る気持ちを鎮め、自責の念に苛まれることなく、冷静に我が子の体調の変化を日々観察してください。ご自分の命を分けた、命より大切なお子さんです。どうか自信を持って励ましてあげてください。三位一体で回復を目指しましょう。
尊き母の願いが成就しますよう。 合掌
2017年05月13日 05:02