降圧剤や抗凝固薬について
問診票を見ると、降圧剤や抗凝固薬、抗血小板薬を服用されている方が非常に多いことに驚きます。降圧剤は血圧の数値を降下させる薬、ワーファリンなどの抗凝固薬やアスピリンなどの抗血小板薬は、いわゆる「血液をサラサラにする薬」とされています。最もらしい理由で安易に処方されるこれらの薬は、本来必要であるはずの生体機能現象を薬剤で強引に抑え付けている訳ですので、その反動や歪みが必ず何かしらの形で現れて当然です。四肢末端の痺れや違和感、動悸や頭痛、のぼせなどの症状で来院される方の殆どが降圧剤を服用しています。腹痛や胸の痛み、慢性的な下痢、消化不良などの症状で来院される方は、決まって抗凝固薬や抗血小板薬を服用しています。抗凝固薬の副作用で発症する胸の痛みを心配して病院を受診すると、まるで言い掛りを付けるかのように新たな病名が与えられ、余計な検査を受診させられ、余計な薬が処方される。こうしてどんどん薬漬けにされ、長い年月を経て遂に本物の病人へと仕立て上げられます。
様々な薬を服用されている皆さん、今あるその症状は殆どが薬の副作用によるものかも知れません。薬では真の健康は得られません。自身の体を信じない者に真の健康は訪れません。無意味な薬の服用は百害あって一利なし。今すぐに医師へ断薬を相談してみてください。ちなみに、サプリメントなどの健康食品などは論外です。摂取し続けることによって風邪を引きやすくなったり、糖尿病を発症したりと、ろくなことがありません。「残っているものを飲みきったらやめる」などと悠長なことを言わず、サプリメントなどの健康食品は今すぐ捨てましょう。
2016年09月20日 09:13