全治6ヶ月の大怪我
平成28年度 全国柔道高段者大会五段の部へ5年連続5度目の出場。残り30秒程で相手の払い巻き込みを耐えた時、アクシデント発生。右足から「ボコッ!」という鈍い異音が。その直後に右足に力が入らなくなり、激痛が。講道館大道場は一時騒然となりました。この時点で、戦闘不能となった私の負けが確定。 併設のクリニックに搬送され、診断の結果は「右股関節脱臼、大腿後筋筋断裂、内転筋筋断裂、腸骨大腿靱帯損傷、恥骨大腿靱帯損傷、右膝後十字靱帯損傷で、全治6ヶ月」とのこと。その日の夜は激痛で眠れませんでした。 翌日、我が研究会筆頭講師の先生の治療を受けました。頸椎も損傷していましたが、夕方には頸椎の痛みも軽減し、今朝からは足の痛みも驚く程に軽減。どうにか動けるまでに回復しました。後は、患者さんを施術するうちに回復していくでしょう。 全治6ヶ月の重傷を負いましたが、驚異の回復力で怪我から2日目にして既に歩いています。なので、当院は今日も平常通り受付をしております。これこそが、当院の主張する回復であります。恐らく来月中には柔道稽古へも復帰できることでしょう。 スポーツ選手であれば、誰しもが怪我を経験すると思います。今回の私のように、試合前に充分な準備運動をやって臨んでさえも、こうして怪我をすることもあります。怪我はある意味では不可抗力です。どんな怪我でも諦めずに回復力を最大限引き出せれば必ず望みはあります。スポーツで怪我をして苦しんでいる皆さん、諦めずにご相談ください。
2016年04月30日 08:19