治りやすい人
京都市在住の31歳男性。昨年末に急性腰痛(ぎっくり腰)を発症し、来院。ブロック注射を打っても全く効果がなく、途方に暮れていた矢先に当院のホームページにたどり着いたそうです。来院初日は前屈も後屈も全くできない状況で、立位でも座位でも痛みが強くてじっとしていられない様子でした。「痛み(症状)の理由を無視してただ抑えようとするだけでは決して回復はしない」という説明を素直に聞き入れ、回復力を引き出すことのみを主眼とする当院の施術に委ねました。その結果、受療2日後から一気に痛みが引き出し、家族とともに楽しく正月休みを過ごせたとのことでした。彼は、施術後の注意事項も厳守したそうです。これこそが治りやすい人とそうでない人の差です。
温泉はよくないという話をすると、真っ向から否定されるケースが多々あります。特に中高年に多いです。「では、温泉に入って今のその症状が改善しましたか?」「マッサージで治りましたか?」と訊ねると、誰も反論できません。“腰が痛い”“足のしびれが取れない”“正座ができない”…そのボヤきは、残念ながら今まで常識として信じ込んできた健康法や医療の結果そのものです。そういった不平不満は、絶対的権威と信じて受診してきた医療機関、あれもこれもと商品を勧めてきた健康食品会社、様々な効能効果を謳った温泉施設に対して言うべきであって、当院へ不平不満を漏らすのはお門違いなのです。今までと同じことを何遍繰り返しても、今のその症状が治ることはないでしょう。どうか、そのことにいち早く気付いてください。その上で、こちらの話を素直に聞く耳を持ってください。そうすれば、きっと快方に向かうはずです。回復力を発揮するのは本人次第ですが、それ以前に、回復の望みを見出すのも回復の望みを断つのも本人次第です。
2016年01月07日 08:00