原因不明の指先の痛みの症例



医師の診断は「加齢による関節炎」とのことで、鎮痛消炎剤を処方。初回来院時、まるで骨折したかのように指先が赤く腫れ上がり、熱を帯びていました。疼痛がひどく、握る動作すらままなりません。5ヶ月もの間、為す術もなく我慢していたそうです。また、胃が荒れるのが嫌で、鎮痛剤は服用しなかったとのことでした。 筋肉反射テストにて可能性のある原因を検出して調整をしたところ、その夜、患部の熱感が強くなったとのことでした。一見すると逆の反応に見えるでしょうが、実はこれこそが体が自己修復している現象であり、真の回復の証です。残念ながら初回時の画像はありません。 左上の画像は、2回目の来院時(2日後)の画像です。爪の脇に黄色がかった膿が出現しました。この時点で熱感は殆どありませんが、握る動作には違和感が残っていました。 右上の画像は、3回目の来院時(4日後)の画像です。膿が出て熱感がなくなりました。 右下の画像は、4回目の来院時(7日後)の画像です。違和感が完全に消失し、完治。 原因不明の指先の痛みの症例原因不明の指先の痛みの症例原因不明の指先の痛みの症例回復力が引き出されたことにより、5ヶ月もの間体内で燻っていた膿が一気に表面化した典型的な症例です。手前味噌のようですが、並みの手技療法では成し得ない劇的な回復です。痛みを抑える対症療法では痛みは止まるかも知れませんが、バイ菌である膿が体内に吸収され、厄介なことになっていたでしょう。この症例から、痛みを止めるだけの対症療法が如何に危険かということが窺い知れることと思います。 長年の重い腰痛には、このような原因が潜んでいるケースが少なくありません。生体機能現象を無視した短絡的な骨盤矯正やマッサージでは、回復は絶対に有り得ません。 当院の施術実績はまだまだ認知度が低く、受け入れるのに時間が掛かる方が多いのも事実です。当院では、受療された方の殆どが回復した喜びの前に“なぜ軽く触れているだけで回復するのか…”と、首をかしげます。しかし、これは不思議なことでも奇跡でもありません。ましてや私は神でも仏でも某かから天啓を受けた預言者でもありません。当院と同じ療法を学んでおられる先生方は皆、各地でこのように確実な結果を出しています。 従来の医学や手技療法に対する既成観念の根深さが、人間の偉大な回復力を阻害しているという事実に気付いてもらう為にも、これからも様々な難治症状の回復の結果をご紹介して参ります。
2015年08月10日 06:11