乳幼児湿疹の施術例
2歳11ヶ月の女児の症例。7月16日(木)初回受療時の施術前の画像です。 右鼠径部の水膨れのような腫れ、右手首の内外側、右手甲、右拇指球と、痛々しい肌荒れです。遊んでいても痒みを訴え、患部を掻きまくります。皮膚科医の診断は「乾燥肌」。アトピーではなく単なる乾燥肌なので、保湿剤を塗布していればいいとのこと。医師の診断に注文を付けるつもりはありませんが、果たして本当に単なる乾燥肌なのか、甚だ疑問です。ちなみに、処方された外用薬は全く効果なしとのことです。 乳幼児湿疹の施術例乳幼児湿疹の施術例乳幼児湿疹の施術例乳幼児湿疹の施術例7月24日(金)2回目の受療時の画像です。上の画像と比較してみてください。初回の施術で腫れや赤みなどの湿疹が完全に消失しました。施術後から痒がらなくなったとのことです。 乳幼児湿疹の施術例乳幼児湿疹の施術例乳幼児湿疹の施術例乳幼児湿疹の施術例まだオムツも取れない幼児なので、施術に際しても術者の指示には従えず、当然ながら施術効果に関しては恣意的な意識は一切働きませんし、思い込みからなるいわゆるプラシーボ効果も働きません。それは、前回の記事にある犬のアレルギーの症例とも共通することで、犬にもプラシーボ効果は通用しません。これこそが、生体の回復力です。患部に直接アプローチするなど余計なことは一切せず、原因を徹底的に追究した上で全身を瞬時に調整すると、このように回復力が存分に発揮されます。 外用薬や内服薬は、一時的に症状を抑えるだけの対症療法に過ぎず、真の回復は望めません。殆どの薬は対症療法です。解熱剤、鎮痛剤、降圧剤、神経根ブロック、透析などは、単に症状を抑えているだけです。原因と結果でいうところの結果である症状をひたすら抑えているだけで、原因を治してはいません。雨漏りした水をひたすら雑巾で拭いているだけで、屋根の修理をしている訳ではありません。対症療法とはそういうことです。対症療法に頼るということは、一生涯それらの薬を使用し続けるということです。果たしてそれで本当に健康になれるのか、それが本当の治療といえるのか、疑問でなりません。 当院では、対症療法やリラクゼーションなどのごまかしは一切致しません。本気で回復を望む方は、当院の調整法を受療されることをお勧めします。
2015年07月27日 05:45