生後9ヶ月の男児。乳製品と卵による食品アレルギーとのことで受療されました。特にヨーグルトに対するアレルギーが顕著で、ヨーグルトを食べると、皮膚が荒れる、皮膚にヨーグルトが付着するだけで皮膚が赤く被れて腫れ上がるという、何とも困った症状です。(画像左)
実物の卵とヨーグルトを使用し、フィジカルチャレンジ(負荷検査)を行いますと、確かに卵と乳製品に反応がありました。患部である顔面部と手指の皮膚、全脳、左右上肢、左下肢の(−)反応。更に上腸間膜動脈から総頸動脈にも反応。2点TL検査(診断地分析)は、顔面皮膚の患部から小腸で(+)。すべての反応部位を全小腸右旋転位メジャーで解消することを確認し、腰椎5番の右回旋で調整。5回目の受療後よりアレルギー反応が消失しました。(画像右)
乳幼児の場合、消化器官が未発達な故に消化や吸収作用、分解作用などが追い付かない場合もありますので、0歳児の段階で一概にアレルギーと断定するのは如何なものかと考えます。また、アレルギー検査で食品の良し悪しを判定できたとしても、それらに対する対処法がなければ検査の意味がありません。確かに体質などによる個人差もあるとは思いますが、治癒力の限界まで原因を追っていけば必ず道は開けます。一方的な決め付けで不自由な食生活を余儀なくされては気の毒です。食品アレルギーでお困りの方は、どうぞご相談ください。
但し、アレルギーには生命の存続に関わる程の強烈なものもありますので、場合によってはアレルギー食品は避けた方が無難なこともあります。充分ご注意ください。また、アニサキス症などの寄生虫によるアレルギー症状については、外科的処置で原因を除去する以外に対処法はありませんので、速やかに医療機関を受診してください。
茨城県神栖市にある栄光堂整術院では、腰痛、肩こりからぎっくり腰、難治症状、原因不明の症状まで、幅広い症状に対応した施術を行っています。腰痛、肩こり、頭痛などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。鹿嶋市、潮来市、鉾田市、行方市、水戸市、つくば市、銚子市、旭市、香取市、成田市、その他、遠方の地域からも来院されております。
2022年05月24日 19:40