難治症状を改善する律動法 栄光堂整術院｜茨城県神栖市

１６才 猫 腎不全の症例

稲敷市在住のYさん飼育の猫１６歳。今年に入ってから末期の腎不全との診断を受け、当院を受療中。当初は体調が悪すぎて移動用ケージから出ようとしませんでした。尿毒症による全身の浮腫、食欲不振、高血圧性網膜症による重度の眼球充血と視力及び聴力の低下、排泄困難、血尿、など、症状が辛過ぎてか水分も満足に摂取出来ないほど衰弱した状態でした。

人間同様に筋肉反射テストで全身を隈なく検査していきます。腎不全は結果であり、それに至るまでの原因を徹底的に追究せねば真の回復は望めません。腎動静脈、輸尿管共に滞りが強く、腎臓に強い浮腫が発症。同時に、膀胱、消化器官なども著しく機能低下。両腎、腎動脈、腹部大動脈、甲状腺、全消化器から肝静脈(－)、胆管、両甲状腺(亢進症)から胸腺で(＋)、T7PR、L7PLで律動調整。高齢ということもあり、これらの検査と律動調整を何度か繰り返す中でも体調不良に陥ることが何度かあり、ここ数日間の猛暑の影響か体調不良からやや衰弱気味であったそうですが、先週末の２度の施術後にすっかり元気になりました。

最近、犬猫の施術を希望する飼い主さんが増えてきました。ここ数ヶ月だけでも、埼玉県から来院した土佐犬の尿管結石が排泄された症例、脳腫瘍と思われるフレンチブルドッグの歩行機能障害の症例、何故か一言も言葉を発しなくなってしまったというオウムの症例などがあります。

痛みなどの症状は、生体が生体であるが故の正常な恒常性機能現象であり、崇高な生命現象であり、より自然な状態で治癒へ向かう為の道標でもあります。その貴重且つ大切な道標を痛み取りだけを目的とした対症療法でむざむざと搔き消してしまっては、治癒機能が正常に機能しなくなります。また、一時的な解消はあったとしても何度も同じ症状を繰り返すこととなり、やがて生体は疲弊して回復が困難となります。痛みに一喜一憂せず、生命力を信じて生体本来の治癒力に委ねることが確実且つ最短の治癒となるのです。乳幼児や動物は、言語によるコミュニケーションが不可能である分、素直に施術を受け、素直に自身の治癒力に回復を委ねます。私たちは物言わぬ乳幼児や動物からその姿勢を学ばねばならないのかも知れません。



茨城県神栖市にある栄光堂整術院では、腰痛、肩こりからぎっくり腰、難治症状、原因不明の症状まで、手技療法の最高峰・律動法にて幅広い症状に対応致しております。腰痛、肩こり、頭痛などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。鹿嶋市、潮来市、鉾田市、行方市、水戸市、つくば市、銚子市、旭市、香取市、成田市、その他、遠方の地域からも来院されております。