小学1年生 7歳女児 麻痺性イレウス(腸閉塞)の施術例
16時30分、当院の施術受療。浮腫により空腸の動きが悪く、小腸全体が殆ど動いていない状態でした。筋肉反射テストにて検査をすると、小腸と肝臓から数日前の発熱時に投与したアセトアミノフェン(+)。上腸間膜動脈左前上方転位の解消により、腹部大動脈圧迫の解消を確認し、腰椎5番の律動調整。19時頃から群発的に腹痛が発症するものの、徐々に水分補給が可能に。一眠りして目を覚ました後に排尿。これで腸閉塞の心配はなくなりました。気分も良くなり、今朝から元気に食事が摂れたとのことでした。
この症例の場合、小腸から吸収された薬剤が影響し、小腸の機能を著しく低下させたものと考えられます。現に、医師は診察時にアセトアミノフェンの服用状況について詳細を訊ねたとのことですので、やはり薬剤が何らかの影響を与えたものと考えるのが妥当でしょう。当院は、医療を全否定するつもりはありません。緊急時に医療機関を受診するのは当然です。しかし、いくら小児用に処方されているとはいえ、アセトアミノフェンには肝機能障害などの重大な副作用があるとされているので、安易な乱用は避けたいところです。発熱は脳に侵入したウイルスや菌を除去する為の恒常性機能現象ですので、極端な高熱でなければむやみに解熱剤を使用せず、こまめな水分補給をして様子を見るのが妥当ではないでしょうか。
茨城県神栖市にある栄光堂整術院では、腰痛、肩こりからぎっくり腰、難治症状、原因不明の症状まで、手技療法の最高峰・律動法にて幅広い症状に対応致しております。腰痛、肩こり、頭痛などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。鹿嶋市、潮来市、鉾田市、行方市、水戸市、つくば市、銚子市、旭市、香取市、成田市、その他、遠方の地域からも来院されております。
2023年10月18日 17:08