人工股関節置換手術を受ける前に
触診検査をすると、両側の大腿直筋部にしこりのようなものがあります。まさしく断面部に人工関節を埋入する為に大腿骨を切断した部位です。大腿部をモーションパルペーションという関節可動テストで細かく検査をすると、左大腿骨が外旋、右大腿骨が内旋していることが分かりました。その為に骨盤に大きな歪みが生じているのでした。特に症状の強い左側に重点を置き、更に寛骨臼、腸骨、坐骨、恥骨と、細部まで検査を実施。症状そのもののメジャー(解消点)は切断された大腿骨ではありましたが、そこからの繋がりを辿り、骨盤の各組織部位を細部まで操作することにより、生体はより正常へ向かおうと反応します。最終メジャーの腰椎5番をアジャストする前の段階で大腿直筋部のしこりは完全に解消され、施術後は両大腿部にしっかりとした力強い筋力の回復反応が見られました。
大腿骨頭壊死の診断により人工股関節置換術を受ける方がとても多いことには非常に驚かされます。大腿骨は人体の中でも最も大きな骨であり、それが簡単に壊死するとは考えにくいです。勿論、先天的な形成不全などによる障害というケースもあるでしょうが、だからといって手術ありきの考え方は非常に危険であり、大きなリスクが懸念されます。その手術は本当に必要でしょうか?手術をしたからといってその痛みは解消されるとは限りません。目の前の痛みに翻弄されて判断力が鈍る前に、手技療法での実績豊富な当院へ一度ご相談ください。一度の施術で必ず変化が見られます。
茨城県神栖市にある栄光堂整術院では、腰痛、肩こりからぎっくり腰、難治症状、原因不明の症状まで、幅広い症状に対応した施術を行っています。腰痛、肩こり、頭痛などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。鹿嶋市、潮来市、鉾田市、行方市、水戸市、つくば市、銚子市、旭市、香取市、成田市、その他、遠方の地域からも来院されております。
2023年02月17日 19:12