手技療法は予言にあらず
よく「私はどこが悪いですか?」「腎臓は大丈夫ですか?」などという質問をされることがあります。当院で行う新手技療法は筋骨格系のみならず、脳、脊髄、内臓、血管など、人体のあらゆる器官に対して筋肉反射テストや関節可動テストなどを駆使しながら症状との繋がりを追求していくものです。例えば、子宮筋腫がある場合は子宮に血行不良による冷感などがあり、硬く弾力を失っている場合が殆どですが、筋肉反射テストによるTL検査で子宮と繋がる部位を正確に検出して操作することによって、子宮の血行が改善され、温かみと弾力が増してきます。このことから、子宮が冷えて硬く弾力を失っている場合は子宮筋腫などのケースが考えられる場合があるということを経験談としてお話しすることは稀にありますが、それは決して病名を断定する診断行為の目的や意図ではありません。私は、どこの臓器が悪い、〇〇病になる、などといった予言はこれまでに唯の一度も行ったことはありません。当院の施術について不思議な印象を受けられる方がいらっしゃることは承知しておりますが、決して不可思議な怪しいものではなく、人体を深く追求する先にある治癒力を探す理に適った施術です。その過程で、人体の神秘、驚異の治癒力を目の当たりにする日々ではありますが、殊更に奇跡を謳うものではありません。全ては受療される皆さんの真の回復を目指す真摯な姿勢が成せる結果であります。
2022年11月14日 19:10