地域性腰痛
地域性もあってか、ここ最近は農作業が原因で腰痛を発症する農家の方の来院が増えております。ゴールデンウィーク前から田植え作業が始まり、痛みを抱えながら無理に作業を続け、力尽きて来院する…というお約束のパターンがこの時期の風物詩のようになりつつあります。また、今年は神栖市のコンビナートの企業各社では数年振りとなる大規模定期修理工事が行われ、全国各地から様々な職種の作業員が泊まりがけで出稼ぎに来られていますが、連休明け辺りから腰痛を発症した定期修理作業員の方の来院が頻繁に見受けられるようになります。当院ではあまり宣伝に力を入れていないので、ネット検索をしても上位には出てきませんし「神栖 栄光堂」といった具合にダイレクトに検索しないとヒットしません。従って、来院者の殆どが受療者の紹介です。定期修理工事を機会に、福島県や栃木県から出稼ぎに来られている方が当院を受療し、以来、定期的に受療されている方々もおられます。数年前に長崎県から出稼ぎに来られていた60代の男性は、神栖市へ滞在していた2か月間の間に当院を受療し続け、長年の悩みであった重度の腰痛を克服して帰られました。以来、お元気で働いておられるとのことで、今回の定期修理工事で神栖市へ来られることを(当院を受療することを)心待ちにしているとの連絡を頂戴しました。当院は、日本の食糧供給を支える農家の皆さん、コンビナート周辺地域の安全を支える作業員の皆さんを支えて参ります。
2022年04月27日 08:06