副鼻腔炎(蓄膿症)の施術例
花粉症などによるアレルギー性鼻炎の相談をよく受けます。今の時期に圧倒的に多いのが桜花粉の影響です。花粉に反応して発症するのは確かですが、そもそも花粉はアレルゲンではなく、花粉に反応してしまう鼻腔粘膜の状態に問題があります。その一番の原因となっているのが、グルタミン酸、ph調整剤、トレハロース、合成着色料などの食品添加物。現代社会に於いて無添加食品だけで生活することはほぼ不可能であるとは思いますが、食生活を見直し、まずはグルタミン酸などのいわゆるうま味調味料、顆粒だし、コンソメ、簡易調味料などを食卓から排除することから始めてみてはいかがでしょうか。尚、当院では、無添加レシピなどのアドバイスも致しておりますので、受療の際にご相談ください。先日、40年来の副鼻腔炎による蓄膿症に悩まされているという50代女性の施術をしました。症状の直接的な原因を引き起こしている副鼻腔、頭蓋骨の状態を筋肉反射テストで調べていくと、前頭洞、上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞の全副鼻腔、前頭骨、鼻骨、頬骨に転位がありました。鼻中隔の上下の転位、頸椎1番の前下方転位、蝶形骨の両外旋転位を調整し、最終調整。腰椎5番を通して全身の律動を調整します。受療した日の夜、鼻をかむと大量の膿が排泄され、酷い鼻づまり、嗅覚障害、味覚障害、頭を下に向けると起こる頭痛、いびき、などのつらい症状が殆ど解消されたそうです。現在は出来るだけ食品添加物を摂らない健康的な食生活を心掛ける毎日とのこと。副鼻腔炎は手術という手っ取り早い方法もありますが、再発のリスクも否めませんし、出来ることならば避けたいところです。蓄膿症にお悩みの方、どうぞ当院へご相談ください。
2022年04月06日 07:54